長いタイトルですよな。
しかも去年からの前後編です。
そら待たされたと言ってもよいでしょう。
話題の船回しを見ることができなかったので、
イベントがなさそうな日曜の昼下がりにメイン会場である、
門司赤煉瓦プレイスに行ってきました。
9/18開始ですから4週目の最後、5週目に入る日。
会期は残り2週間、というところ、まちなかイベントを見るには
なかなか悪くないタイミングだったかなと思います。
博多→門司は準快速で1時間半くらい。と、とーいー…
でもまあ天気もよかったし。
お目当ての赤煉瓦まで
な・に・も 夾雑物がなくストーンと見える門司駅前。
いい建物です
中に5作家の作品が展示されています。
青木野枝
圧巻です
この工場の存在感に負けず 光を当て、なお先に指し示す
そんな強い伸びやかさを感じます
ほれぼれします
冨永 剛
しつこいです
ほんとしつこく作ってます
作業量を説得材料に使う作品は嫌いですが彼のは別です。
というか見えてる以上に作業してるでしょう、
そぎ落としてこの状態なのでしょう。
彼の作品の周りには、なにものかが生きている気配がします。
この二人に比べると
他の展示はいささか拍子抜け。
坂井存 は ゴム風船はいいけどあの彫刻がいかにもすぎる。
牛嶋均 は 他の作品群に比べるとあっけなさすぎる。
久保田弘成 は あの映像作品をあの設営で鑑賞するには無理がありすぎる。
それでも
全体では いい展示具合(というかやはり会場の迫力勝ち)だったので
さて、周辺を、と見回すと
「大里宿」のご案内以外は これといってみるものがない。
駅周辺にもなさそうだ。
小倉会場あたりも何かあるかなと案内をみるが
行った日程で逃してはならじ、というものが見つからず。
小倉の街中に点々と記録あるいは小品が設営してあるイメージ。
(行ったら違うのかもしれませんが)
なんとなく萎えて、そのまま博多まで直帰した。
「どこがまちじゅう、だったんだろう」
ワークショップに参加してないとダメなイベントなのかな。
小倉界隈を日常的に歩いてないとダメなイベントなのかな。
産芸、って良いコンセプトだと思うんだけども
どこに活かされたのかな。
どうも腑に落ちないかんじです。
*街じゅうアートin北九州2010
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