2014年3月7日金曜日

FT5に参加することになりました。驚きと感謝と決意。

FT5 情報 解禁!
http://www.fukuokatriennale.ajibi.jp/



(写真提供 クサボンさん)

きのう3月6日、アジ美のFT5発表に出て、若い世代のアーティストの作品紹介を聞きました。

とてもワクワクして、そして、その参加作家のなかにWATAGATAとして関わることが、ほんとうに不思議で、たいへん嬉しく思います。


去年、福岡現代美術クロニクル展では、22歳時の初企画「スクランブルプラン」(1984年)を取り上げてもらいました。
でも、アーティストとしては名前を残せず、仕方ない、実力がなかったんだし、自分ももうひと踏ん張りかなあと思っていました。

ですから、この機会は、たいへん光栄で、有難いものです。


WATAGATAがアーティストとして参加すること。
このタイミングであること。


福岡と釜山のアーティストたちの未来に繋がり
両国と世界の平和に繋がるような作品の制作と公開に向けて
企画し、実現していきたいことがたくさんあります。


たくさん、いろんなかたにお世話になっておりますが
今後とも、またどうぞよろしくお願いします。





なんでアートなのか。


ときどき自分でもなんでだろう、と思うけど、やっぱり、ここは変えられない。
他のことでは楽しくならない。

言葉を越えて繋がる仕事をしたい、と決意したのが 10歳くらいのとき。
キュリー夫人のように女性でも仕事をしていきたいと思ったし
シュリーマンのように、自分の夢を貫きたいと思ったのも、同じころです。
いまでも、この2人の人生に 励まされます。
(大人になるとダークな面も分かってきますが、それも含め)


小学校から中学、高校、大学の時代(1970年〜80年代)、
先輩世代の社会運動がどんどん下火になっていくのを見ていました。
ポーランドの報道がとても気になって、ワレサ議長の新聞記事を切り抜いてファイルしていました。
音楽ではYMOに傾倒して、ローリー・アンダーソンを聴いて、パフォーマンスアートにうっとりし始めたころ。
ここらへんから現代アートに繋がって行ったのでした。


今年のFT5、WATAGATAとして「15歳の少女」というモチーフを使おうと考えています。


アジ美が開館したときに生まれた赤ちゃんは、ことし15歳。
日本では中学の卒業にあたり、人生で最初に大きな選択を迫られる歳です。

FT5全体のテーマ「未来世界のパノラマ ― ほころぶ時代のなかへ」との関係も考えています。
いちばん希望に溢れながらも
子ども時代と訣別を突きつけられる、ビビッドな年頃。
夢と現実の間にいる、15歳の少女。


なんで女性ですか男の子じゃないの、と言われるでしょう、
自分が女性だからというのももちろんあります。

アジアのアートには、女性のちからがもっともっと必要だと思っているからです。
アジアだけじゃないよ、とも、言われそうですけど、アジアのいろんな国では、女性の立場はまだ難しい。

15歳の少女だけでなく
彼女の母、祖母、そのもっと上の女性の世代にも、想像を働かせたいのです。
歴史を組み込んだ作品にしたい。


西暦2014年、平成26年、
東日本の大地震と福島原発問題をいだき、戦争の気配が強まる日本にあって、
アートがどんな希望を示すのか。


福岡から海峡を挟んで200キロに釜山はあります。
いつも目の前にある、異国。
そういう歴史をもつ福岡ならでは、のメッセージを伝えていきたいと思っています。


2010年最初のツアーから毎年秋のフェスティバルなど
WATAGATAに関わってきたアーティストだけでなく
福岡で、いま、各ジャンルで創作しているアーティスト、
それから、釜山でのそういうひとたちと 
FT5を通じて 繋いで ポジティブに未来へのメッセージを 伝えたい。



アートはどんな時代にも場所にもつながっていくパスポートだというのが
ことしのWATAGATAのテーマです。

そして、アートは、どんなときでも希望でなくてはならない、と思っています。
これは私のテーマです。


少し情緒的な記事になってしまいましたが、自分のブログなんでご寛恕ください。
明後日9日は、赤レンガ文化館で、トークです。
資料つくらなきゃ〜

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