主催者からの告知が届きました!
5/22土曜はアレコレありますけども
ぜひよろしくお願いします。
2010.5.17追加
当日はUstream配信を計画中です
Urban Potlatch
Urban Potlatch は月2回福岡で開く、アート・アクティヴィズムのワークショップシリーズです。
21世紀に入り、私たちは世界的な社会・文化の新しいうねりを目の当たりにしています。それは、これまで資本主義のルールによって形成された価値観、社会の仕組みに対して異議を唱え、私たち自身が、自分たちにとって良いと思う社会の姿、文化の表現、そして他者との協働の方法について考えを表明し、語り合うという考え方であり、そして実際に自分達の手でそれらを創り上げていこうとする生き方の広がりのことです。
しかしながら、この新しい潮流は突如現れたものではありません。世界の様々な場所で、日々の生活の問題とグローバルな問題が交差する地点に生きる多くの人々が、それぞれの直面している困難について話し合い、解決のための行動の方法やアイディアを編み出してきた長い歴史があり、その一端が、今ようやく私たちの住む世界にも届くようになったのです。
Urban Potlatch は国内外の様々な新しい表現、社会運動、生活の方法を集団的に発明し、実践している人々や場所の事例を紹介すると同時に、それらについて話し合ったり、良いアイディアを取り入れてみたり、実際に手を動かしてみたりしながら、自分達に可能な「別の生き方」を編み出してゆくための練習場として開いていきます。
第一回 2010年5月22日(土)
「公園をめぐる想像力:アートと公共性、そしてコモンなるものについて」
ファシリテーター:江上 賢一郎(アーバンアート・文化人類学研究)
東京、渋谷の街中に宮下公園という小さな公園があります。去年の暮れより、この公園は、ナイキと渋谷区による私営の「ナイキ公園」化計画の建設予定地として、その存続の是非を問われ続けています。そして、今年3月にナイキ公園化に反対するアーティストや活動家たちが、宮下公園に住み込んで「アーティストレジデンス・イン・宮下」運動を展開させ、渋谷区による公園封鎖を阻止すると同時に、「公園と何か?」という問いかけとともに、あたらしい公共性についての実践を行っています。
この日本版スクワット運動は、野宿者の人たちへの排除の問題や、一私企業が公共の場を占有する社会的暴力の問題を提起すると同時に、「開かれた公園を」という反対運動の理想と住み込んでの運動に関わる人たちが直面している様々な困難も同時に浮かび上がらせ、今の宮下公園が内包する社会的な問いの多層性、複合性を表しています。
今回のワークショップでは、これまでインターネットや you tube を通じて発信された宮下公園のナイキ化計画反対運動についての言説、映像と、自身が実際に5月に宮下公園を訪れた時の限られた体験を添えつつも、今、渋谷の街中でおこりつつある一つの運動とその表現が、自分たち外部にいる者に投げかける「問い」とは何かを一緒に考え、話し合っていきたいと思っています。
主催:Urban Potlatch
協力:ART BASE 88
内容についてのお問い合わせ
電話:080-1765-6826
メールアドレス:egaken68@hotmail.com
時間 2010年5月22日(土曜)19:30~
場所 〒810-0041
福岡市中央区大名1-14-28
第1松村ビル「紺屋2023」
#306 ART BASE 88
会場電話 092-986-4888
ウェブサイト http://ohazkikaku.blogspot.com/
*当日は参加費の代わりに実費のカンパ(300円ヨリ)をお願いします。
*プロフィール
江上 賢一郎 (Egami Kenichiro)
2009年 ロンドン大学ゴールドスミス校文化人類学修士課程修了
現在 福岡在住
2010.05.13 06:10 first upload
2010.05.17 10:00 Ustream info
0 件のコメント:
コメントを投稿