別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」が終了して9ヶ月にして実施されたアートプロジェクト。
(会期 2010/3/6-22)
*公式サイト(ブログ形式)
http://beppuproject2010.wordpress.com/
多くの面で、コンヨクを補うプロジェクトとなった。
会場は いわゆる中心市街地ゾーンのみであり、鉄輪や観光港での展示はない。
観客は 街の散策やグルメを楽しみながら「二度目の別府」を ちょっと見知ったように動く快感を覚えるだろう。
インフォメーションは、マイケルの作品が残るplatform04。
ここで入場とグルメ利用できる地域通貨型のチケットを購入。500円。
数カ所のplatformや児童会館、わくわくのアパートなどでアート作品の展示。
注目は先だって閉館したストリップ劇場(A級劇場)の改装プロジェクト。
これは みかんぐみが手がけた。
会場内に来場者が意見を書き込める黒板仕様の壁があり多くの意見が見られた。
会期なかばにはダンス企画「踊りに行くぜ!」もおこなわれ、多くの客を集めたという。
会期の終わり際3/20に開催された「車座会議」は筆者もコーディネーターとして参加。
九州全県(沖縄含む)から集まったアートプロジェクト関係者による顔合わせと情報交換のあつまり。
ひとつひとつは短いプレゼンだったが、今後の交流へ向けての第一歩を記した。
具体的にはレジデンスでの連動などを提案。
別府タワーの脇にあるスパビーチでは遠藤一郎くんが毎日たこ揚げを実施。
写真は準備中。
*3/21の揚げた状態、Ustream
http://www.ustream.tv/recorded/5605206
おまけ:駅から徒歩数分の「海門寺温泉」がリニューアル。
100円の市営だが、別府には珍しくシャワー完備、ぬる湯もあり。
(地元のひとは もちろん あつ湯に入る)
街のなかにアートが拡散してゆく、というよりも、アートスポットが増えていって、街の彩りになっているという感じだろうか。
コンヨクよりも、街に温かく迎えられている。
ここまでは及第点といえるだろう。
さて、じゃあ、次はどう出るのか。
次回のコンヨクは2012年に予定されている。
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