阪神の大震災のとき、宮川敬一さん(現 Gallery SOAP)と二人展の設営真っ最中だった。
増えていく被害状況を見ながら、煙の映像を見ながら、準備してる場合だろうかと考えた。
けっきょくそのときは予定どおり展覧会をした。
やがて大きなダメージを受けた神戸を中心に関西でアーティストたちがいろんな支援アイデアを出し始めた。
日本で、アーティストたちがやれること。
そして福岡で2005年に地震があった。
大きな地震に遭ったことがない私たちは右往左往した。大きな地震だったけど、被害そのものは目に見えるところでは、そんなでもなく、支援をどうこうというほどのこともなく、日常が戻ってきた。
今回の東日本の大震災は、日本で観測史上最大の、と言われるほどの大きさ。
想像をはるかに超えた現実に打ちのめされています。
映像を見るだけでこんなに苦しいのに、現地ではいかばかりか、そして、これがこのあとどうなっていくのか。
九州から離れた土地だからこそ、何ができるのかじれったい。
そんななか、きょうはお昼から博多駅に行った。
九州新幹線の開業はぶじ行われたようですけど、
祝賀イベントは全部とりやめ、だからか何となくしょんぼりしたかんじだった。
音楽イベントのための大きなステージが、ぽつんとしていて、夕方には冴えない表情のスタッフがとりはずしの準備をしていた。
被災地を見舞うためのイベントに切り替えられなかったのかな。
プログラムをその場で変えることができなかったんだろうか。
歌い手は、歌えるんじゃないか。
アイデアも出たんじゃないか。
そうしたら人も集まって、ただのお祝いじゃなくてもっと意義深い新幹線開通のセレモニーになったんじゃないか。
とかいうかんじで考えていて、88でチャリティイベントすることにしました。
4/1紺屋夜会、のときです。
このひ、プレゼン受付ってゆってましたが
もちろんそれもいいんですが
それもやっていいんですが テーマはこの地震に対してアートはどうするか、ということで。
当日は
1
ふつうにカンパ
2
作品をもってきてもらう
売る
買う
売り上げの何割かを寄付
3
地震のときにアートはなにができるか
語る
阪神の経験
上越の経験
福岡の経験
過去のほかの災害での経験
4
これらをUstする
5
集まった義援金は
公的なしかるべきところを通して
寄付
という感じで。
賛同いただけるかた
よろしくおねがいします
くわしい企画案は追ってアップします
きょうはとりあえず概要だけです。
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★重要事項 追記
紺屋の夜会は有料イベントですので
参加されるかたは出品される作家を含めて
会費がかかります!
ご注意ください。
くわしくは下記
<4/1、今年も「紺屋2023 夜会2011」やります!>
http://konya2023.travelers-project.info/2011/02/412023-2011.html
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震災の名称がメディアでも固定していないようですが
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