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2010年10月29日金曜日

ART BASE 88近況(スナップ付き)

秋のアートハイシーズンは、イベントがらみであちこち外出しており、不在がちで申し訳ありません。
10月30日はハロウィンします。
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この宵は、3号倉庫で山内展のOP、IAFでもハロウィンがあったり、カブりまくりですが、相互に顔出してくださるとうれしいです。
3号ニュース
IAFのBBS

プサンアートツアーも申し込みが増えてきました、10月29日までです、よろしくお願いします。
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ということで最近の88はこんなかんじです。
カッコ内は[西天神芸術センター的には○○○]という説明。

この秋から週に2〜3回、写真教室に会場を貸しています。
写真はセッティング中の様子
konya 2023
[西天神芸術センター的にはスタジオ]

机周り。
すこし資料が積み上がりすぎ。
スカイプ等もここから。無線LANアリ。
konya 2023
[西天神芸術センター的にはアーカイブ&オフィス]

単行本系の書棚、半分はマンガです。
このほか図録系の書棚も。
konya 2023
[西天神芸術センター的にはライブラリ]

入口あたりのインフォメーション。
全国各地から届いてます。
konya 2023
[西天神芸術センター的にはインフォメーションコーナー]

キッチン周り。
ここもそろそろ模様替えしたい。
konya 2023
[西天神芸術センター的にはカフェorフードイベントスタジオ]

廊下の様子。
夜だから暗いです。
konya 2023
見下ろすとこんな風です。
2011年には眼下の駐車場がなくなり、ビルが建つという話。
konya 2023
お隣はAPG(アジアフォトグラファーズギャラリー)です。
konya 2023

玄関前に置いているチラシ棚
これもそろそろ満杯ですから考えないと〜
(秋はチラシが多いです)
konya 2023
[西天神芸術センター的にはインフォメーションコーナー]

…というART BASE 88は紺屋2023の3Fにあります。

道路から紺屋2023への入口はこんなかんじです。
konya 2023

入口の左手には餃子の「弐ノ弐」、美容院のエントランスがあります。
konya 2023

紺屋に入っていく。あしもとは淺井裕介のワークショップ作品。
正面の赤いオブジェはミハエル・オットー作品。
konya 2023

1Fのkasaはイタリアンバー。
konya 2023

よる、部屋に居ないときはkasaに居る率が高いです。

しかし急に冷えてきましたから
そろそろ暖房も準備ですね。
いちおう、ガスストーブとこたつとエアコン暖房です。

…っと、きょうは月末デー、
家賃を払いにいかなくてはっ

2010年9月5日日曜日

初 4117, 初 此花 @大阪アート巡り

大阪にも突然ゆく用が出来(笑)、
いきなり半日でどたばたと巡ってきました。

まず、以前から案内をいただいていて気になってた
京阪電車なにわ橋駅 アートエリア ビーワン。

大学、NPO、鉄道会社が一緒になって主催するスペース。
でもまあ 案の定
イベントやってないときは ご案内をおいてるだけでした。

*アートエリア ビーワン
http://artarea-b1.jp/

写真の入口からだと、一度B2に降りてまた階段を昇ることになります。
art area b1, naniwabashi sta.
art area b1
art area b1
art area b1

なんもないときは、ほんとなんもない。ってね。


同駅から電車で2駅の渡辺橋駅までゆき、国立国際美術館へ。 
束芋 横尾忠則全ポスター が9/12まで開催中です。
どちらもみごたえありました。
続けて観ると、日本的なあれこれを考えます。
高校時代の横尾ポスター面白かったです。

*国立国際美術館
http://www.nmao.go.jp/japanese/home.html

kokuritsu kokusai

そして、アートインフォメーション&サポートセンター中之島4117。
初めて行きました。
今年7月にオープンしたばかり。
「大阪市が中心となって設立する芸術創造活動支援事業実行委員会」が開設した「アーティスト、アートNPO、市民などのサポート施設」だそうです。
地図ではどこかな、と思ったけど何と国立コクサイの真裏。
grafの真横。思ったよりアクセスバツグン。
関西周辺のインフォメーションがいろいろあります。

*中之島4117
http://4117.jp/
http://twitter.com/4117jp

nakanoshima 4117
nakanoshima 4117

ここで此花情報を教えてもらったのでした。

コクリツ国際前から此花エリアまで4−5km。
電車は乗り換え、外は36度。
自転車でも行ける距離だと聞いて、タクシーに乗りました。
20分程度だったでしょうか、1350円。
まあまあのかんじ??
ちなみに最寄りなら、JR・阪神の「西九条駅」になるそうです


*梅香堂(…は 夏期休廊中でした)
http://www.baikado.org/
konohana, baikadou


*此花メヂア
http://medias.sitemix.jp/
スタジオとギャラリー。

淺井作品でソレと分かる建物。
すごく入り組んだ部屋割り。
藤浩志の秘密部屋にも侵入(写真はないです)。

konohana
konohana
konohana
konohana
konohana

そのほかにもダンス系など
アート拠点がいくつか出来てきてるそうで、
(黒目画廊と此花s-229という名前を教えてもらいました)
アーティストがうろうろしてる街になってきてるようす、
エリアとして盛り上がりが出ていそうですね。

商店街に残る淺井裕介+遠藤一郎作品。
asai yuusuke

10/30-31でイベントあるみたいです。
気になる〜
マップが欲しい〜

たこやきの名店とお好み焼きの名店もメヂア近くにあるそうです。
今回は閉まってましたので
商店街のたこやきで乾杯。

takoyaki

アーティストの活動を伝えるために、とんがったアートを見分けられるセンスをもったアートセンターは必須だなあと思います。
大阪はいろいろと紆余曲折が多いとこでしたけど、4117は続いてほしい。
そして此花みたいなイキがいい活動との連携が楽しみ。
けっきょくは「誰」になるんですけどもね。

今回お世話になった、4117の ふるさか はるか さん
メヂアの 三家 総一郎 さん、大川 輝 さん 
(オシゴト中にも関わらず)ありがとうございました〜!

大阪に来たら、また是非行ってみたい場所になりました。

2010年8月30日月曜日

あいちトリエンナーレ:バランスが良い後出しジャンケン(覚書)

8/27-28と名古屋に行く用事があり、ちょうどいいかなと行ってきました。
レポとかレビューとかいうより、日記とか覚書として書いておきます。


「あいちトリエンナーレ」
*公式サイト
http://aichitriennale.jp/

栄の地下街から地上に出たらいきなりバナー。
N.agoya / Aug. 2010

宿のレセプションには、チラシとマップ。
N.agoya / Aug. 2010

ここまでは順調だったんだけど。
宿のお向かいに展示会場があると分かったのがかえって不運でした。

長者町の、とある会場は有料で
チケット無しは見られない。
受付のスタッフが「コンビニでチケット買ってください」というので
最寄りファミマに行ったら「チケットはないです」とけんもほろろ、
中国系のお名前名札さげてて、事情がよくわかってないふうだったんだけど。
そらコンビニ店員さんにまで徹底するのは難しいですな。

とりあえずホテルで得たマップを見ると
インフォメーションが遠いようだったので
そこまで、長者町エリアの無料ぽい会場を巡ることにするが
これがまた。
地図は何通りもあるんだけど
同じ情報。
建物名は記載されてるけど、その建物のどこにあるかがわからない。
問屋でオシゴト中のミスターたちに声かけするのも憚られる。
けっきょく野外だったり。

マップを読み違えてひとすじ違ったり。
それはこちらのミスなんだけど、
展示会場の入口に「作品があるのはココです」的アピールがない、
しかしいろんな店舗にトリエンナーレポスターは貼ってあるので
どこが会場かわからない、そんな混乱。

展示会場さんに許可とれなかった、って話はあとからちょっと聞きました。
でもそれなら、インフォメーションあたりで詳しい辿り着き方法の情報チラシが欲しいかな。

インフォメーションに行ったあと、
淺井くんのテープ作品に出会ったとき
どんだけホッとしたか。

N.agoya / Aug. 2010

そのあとは何とか無事におおよそ廻りました。

N.agoya / Aug. 2010

それにしても暑かった…。
長者町は砂漠のようだった。

案内スタッフが街角に立っているのは有り難かった。
色がピンクで統一されてるのも分かりやすかった。


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あいちトリエンナーレ

ピンクに注意
熱中症に注意

アートの展示会場は主に4つ。
県の芸術文化センター(愛知県美術館)
名古屋市美術館
長者町会場
納屋橋会場

美術館にはインフォメーションあるから、
そこからスタートするのが無難。

わたしのように長者町会場からだと
トリエンナーレの印象が変わってしまうかも。

N.agoya / Aug. 2010

というのは、
美術館のは作品のクオリティ、ビッグネーム感とも
たいへん手応えあるので。
グッズも揃ってるし。

草間さんバッグ 3150円
N.agoya / Aug. 2010


コンテンポラリーアートを楽しむという雰囲気からスタートできそう。

長者町は暑さと不案内、
そして辿り着いた作品が「こ、これ…??」ってのも
少なくないのでメゲます。

納屋橋は、映像系多し。
元はボーリング場だったとか。
そのあと、アート系のスペースとして使われた経緯もあるとスタッフさんが言ってました。
調整中で見れない作品ありました。
まあこういうイベントではお約束ですね

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二日とも、夕方からはナゴヤドーム方面に用事があったので
金土の3時間ずつ程度に分けて廻りました。

だいたいこれで廻れます。
1日で廻ると移動距離が多くなりすぎる(特に長者町)のと
映像が多いから疲れると思われます。
パフォーミングアーツ系も見るなら、なお余裕を。
金曜夜は展示延長があってるのをうまく活用するとか。


主な会場をつなぐベロタクシーは良かったです。
運転手さんたちも親切で。
入場券を持ってたら無料で乗れます。

N.agoya / Aug. 2010
N.agoya / Aug. 2010

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で、あいちトリエンナーレ2010を
ひとことで印象づけると、後出しジャンケン、だなーと。

ここ10数年くらいの各地でおこなわれたアートイベントの
「いいとこどり」したような印象です。

テーマは「都市の祝祭 Arts and Cities」
極めてシンプル。
みょうに思想がないぶん、とっつきにくさがない。
それはチラシその他の、統一デザインにもあって、
ピンクの矢印模様と草間ドットで ばっちり目立つ。
事前告知でキブンを盛り上げる方法も上々だったと思います。

チケットは1800円。
これで美術館二つと有料会場をほぼ網羅できます。
先に書いたように
美術館ではビッグネーム作家による大作新作をいっぱい見られて
「お得感」満喫。

じゃあ地元とか若手は?
というあたりが長者町あたりに凝縮されている。

日本の富国強兵を支えた繊維産業、
その繊維の街が長者町。
ここに淺井裕介やナウィンラワンチャイクンの作品もあり。
わたし的にはココのエリアがイチバン面白かったです。
カフェやスタジオぽいスペースもあります。
選考された若手作家の展示も期間を入れ替えて実施。

設備が必要な映像ものは納屋橋あたりに固めて。

街とアートの集大成プロジェクトですね。

各地でおこなわれたイベントで反省点にあげられるところが
よくフォローされてました。
予算それなりに注ぎ込んだんだろうなあ。と感じ入ります。

満足感あります。
行けるひとは行ったら楽しいと思います。
東京や関西からなら遠くないでしょうし。

ただ九州のひとに、おすすめするか、ちょっと微妙。
距離があるし、たいへん行きづらい。
名古屋で他に楽しめることがあるとか、東京出張の帰りに寄り道とか。
そういうのがあればいいんだろうけど。

というのは、つまり、
この作家がこんなことをーーーーー!とか
街とアートってこんな手があったのかーーーーー!てな
新しい発見とか視点とか
実は、そういうのは あんまりない。
だから 後出しジャンケン、と書きました。
ぶっちゃけ、ずるいなあと感じるひと少なくないでしょう。

そして同時に「次どうするんだろう」と思う。
3年後、またやるの?
またビッグネーム?
また名古屋の歴史?

そう思って歩いていると
目抜き通り、目の前に日動画廊さんががドーン。
そうでした、
名古屋って、マーケットがしっかりしてる土地でした。
いっそそっち???

創造都市とか振りかざさず、
3年ごとに話題のアートをお見せしますって
スタイルは ワルクないかもです。
公立美術館がメイン会場となって
大手企業と行政ががっつり支えてれば
成り立つと思います。
日本に ひとつくらいそういうイベントがあってもいいのかも。


名古屋シビ隣接の公園に佇む地球オブジェ。
これは作品じゃなかったです。
N.agoya / Aug. 2010



*スナップ flickr
http://www.flickr.com/photos/ohaz88/sets/72157624835613526/

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追記
名古屋メシ 定番も押さえました。


コメダのモーニング
N.agoya / Aug. 2010

ひつまぶし
N.agoya / Aug. 2010

山ちゃんの手羽先
N.agoya / Aug. 2010

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追記2

わたしは寄りませんでしたが
セントレア→栄への乗り継ぎ駅「金山」には
名古屋ボストン美術館があります。

*公式サイト
http://www.nagoya-boston.or.jp/

あいちトリエンナーレだけでなく
周辺のこういった美術館とか組み合わせて訪れる手はありますね…

養老天命反転地、は…
ちょっと遠いか…

*公式サイト
http://www.yoro-park.com/

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追記3

わたしは見ておりませんが
夜間の限定展示作品もあるようです。
それを押さえるひとは時間要注意です

2009年10月24日土曜日

紺屋2023の入り口に淺井裕介ワークが焼き付けられました。

10/22のワークショップで制作された、紺屋2023の入り口に淺井裕介ワークが焼き付けられました。10数人の参加者との共同制作。
制作風景は紺屋2023サイト記事参照
http://travelers-project.info/konya-stay/2009/10/report-ws.html

で、10/23に吹きつけをしたわけです。




この↓右側のふにゃふにゃ88が私が作った部分






紺屋2023への導入にもお役立ちそう♪
なお、このワークショップおよび作品は「第4回福岡アジア美術トリエンナーレ」の作品ということになっております。