2012年2月9日木曜日

新刊2つ「現代美術キュレーターという仕事」「身体造形思考ノート」

最近てもとに届いた2冊の新刊。


「現代美術キュレーターという仕事」
著者 難波祐子、出版社 青弓社、定価 2,100円
Amazon
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4787273167

この本は、キュレーターをキーワードとして、だいたい1950年代以後の日本におけるコンテンポラリーアートプロジェクト企画者をめぐる状況について、時代を追って調べ考察を加えています。公立美術館学芸員やコミッショナー、アートディレクターなどの用語に興味があるかたには大変面白いのではと思います。
またコンテンポラリーアートの作品を制作しているアーティストにも是非お勧めしたいです。アートをめぐる仕組みが理解しやすいかなと。

*107pあたりにミュージアム・シティ・プロジェクトに言及した記載があり、1990年の母里聖徳さんの作品写真が掲載されています。


もうひとつはこちら。


「身体造形思考ノート オイリュトミーを聴き、歌う」 
著者 宇佐美陽一、発行 花書院、税別 2000円
ISBN978-4-905324-20-1 C3073 ¥2000E  ※一般書店でも注文可

著者による情報記事(bbs)
http://6105.teacup.com/iaf/bbs/3058

紺屋2023の4Fで「アート食堂3号線」を運営するオイリュトミスト宇佐美さんによる思考ノート。
身体表現としてのオイリュトミーを通じて、からだで考える方法を模索する宇佐美さんの活動記録。
音楽や、からだを使った表現に関心があるかたにお勧めします。

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